安保法廃止、署名協力を 松山で社民県連など訴え
社民党県連や県平和運動センターでつくる「憲法を守り活かす愛媛の会」は21日、松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場で安全保障関連法の廃止を訴え、通行人に署名への協力を呼び掛けた。会では昨年の安保法成立後も廃止へ向けた街宣活動を続け、署名は全国で2000万人を目標にしている。安保法は、憲法9条が禁じる武力行使を可能にする「戦争法」で、違憲の立法は認められないと主張する。
参加者は市民らに署名を求めるリーフレットを配布。社民県連の逢坂節子副代表は、集団的自衛権の行使を可能にする安保法の成立過程を振り返り「十分な説明なく強行採決に至った。大人の大きな責任として子どもたちに戦争の道を歩ませてはならない」と強調した。